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弊社の地元、関市田原にある小松寺様は黄檗宗のお寺さんです。黄檗宗とは江戸時代に徳川幕府が保護してきたため、普通のお寺さんと違い特定の檀家さんを持っていません。歴史は古く、この小松寺様は平清盛が建立したと言われています。
明治時代に建てられた本堂が老朽化し、耐震的にも不安があると言う事で、先代のご住職様は建て替えを希望されていました。しかし前述の通り、檀家さんがいないので資金集めにご苦労されておりました。そこで地元の方々が、歴史ある地域の大切なお寺さんを残すべくご浄財を集められ、この度新築する事ができました。
公平をきすために施工は数社による入札となりましたが、地元である弊社が請け負う事ができたのは光栄でした。又、設計は寺社建築が得意である関市内の森建築事務所さんに委託されました。
耐震的な事を考えて鉄骨造に致しました。床は一般的なお寺と違って石貼りです。これは京都のご本山である黄檗宗万福寺が土足で入る形式であるため、それに倣っております。本堂内部の壁三面には仏像を安置する棚を設け、大変貴重な仏像をきちんと配置できます。竣工後の10月に行われた本堂落慶法要では稚児行列も行われ、大勢の参拝客で賑わいました。式典には弊社からも社長と専務、そして大工2名が招かれ、感謝状も頂きました。 |
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